◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―2巨人(10日・神宮)

 ヤクルトは先発のミゲル・ヤフーレ投手が8回途中2失点の粘投も、打線が戸郷翔征投手に7回まで無失点に抑えられた。得点は8回に捕逸で挙げた1点のみ。カード初戦を落とした高津臣吾監督は「四球とか失策とか、相手のミスを点につなげられなかった。スコアリングにいったから1本出るかと言ったらそんなに簡単な投手ではないですけど、そういうところを生かすことができなかったですね」と厳しい表情で振り返った。

 オスナ、村上、サンタナのリーグ屈指の中軸も快音は響かず。2打数無安打2四球の村上は「打線として抑えられましたし、僕自身も抑えられたので次に戦う時はしっかり攻略できるように頑張りたいと思います」と雪辱を約束した。