◆米大リーグ レッドソックス8―4ヤンキース(15日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が15日、本拠のヤンキース戦に「6番・DH」でスタメン出場。8―4の勝利に貢献した。

 ヤンキースの先発は今季9勝の左腕ロドン。初回1死一、二塁での第1打席は左飛、第2打席は中直、第3打席は投ゴロに倒れた。序盤から得点を重ね、5―3で迎えた第4打席は7回2死無走者。チェンジアップを右中間に運び、ワンバウンドで客席に入るエンタイトル二塁打を放った。負傷から復帰後の初長打となった。続く代打バルデスが中前へはじき返すと、吉田は果敢に三塁を蹴って本塁へ向かった。スライディングで判定はセーフ。ヤンキースからチャレンジされたが、判定は覆らず、6―3と再び3点差とする貴重な得点を挙げた。

 吉田は左手親指付け根の痛みから戦列復帰してこの日で4試合目。今季初、ヤ軍との伝統の一戦3連戦の2戦目で存在感を示した。