◆陸上 ▽日本選手権 第2日(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 男子1500メートル決勝は、飯沢千翔(住友電工)が3分37秒08の大会新記録で2年ぶり2度目の優勝を飾った。飯沢は27日の予選で転倒に巻き込まれ、一時は失格に。その後、異議申し立てが認められ、救済されて決勝に進出した。

 飯沢は優勝インタビューで「予選ではアクシデントがありましたが、誰かが悪いということはないので、責めることはやめてほしいです」と、トラックの格闘技とも言われる中距離走ならではアクシデントについて、誠実に訴えた。