【恵庭】太平洋戦争の激戦地・硫黄島(東京)での戦没者遺骨収集の取材を続ける北海道新聞の酒井聡平記者(現・岩内支局長)による講演会「ワレ硫黄島ニ到達セリ」が7日午後3時〜5時、複合施設「えにあす」(緑町2)内の市民活動センターで開かれる。



 市民団体「あの戦争を語る会」の主催。酒井記者は北海道新聞の記者として、千歳で過ごした経験がある。硫黄島で父を失い、恵庭から遺骨収集事業に長年参加していた故・三浦孝治さんの取材をきっかけに、政府派遣の遺骨収集ボランティアなどで同島に4回上陸している。



 昨年7月に著書「硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ」を出版した記念講演として開催し、島での取材や体験、遺骨収集の現状などについて講演する。



 会場代・資料代として参加費500円が必要。定員100人。申し込み、問い合わせは同会世話人の余湖智さん、電話0123・37・2774へ。