先月、倉庫などから火の出た札幌市の温水プールで営業再開後に、現金およそ6万円がなくなっていたことがわかりました。

札幌市によりますと札幌市東温水プールで事務室の金庫で保管していた現金のうち6万1000円が不明です。

東温水プールでは、先月17日に、倉庫のボイラー室などを焼く火事があり鎮火後、金庫の現金に異常が無いことを職員が確認しています。

現金の紛失は営業を再開した先月27日にわかったということです。

その後、施設の全職員への聞き取りや施設を管理する、札幌市スポーツ協会の内部調査をおこなったものの、現金は見つかりませんでした。

東温水プールでは、火災があった翌日の先月18日から26日までは再開準備のため休館していましたが、職員は出勤していました。

また、現金を保管していた、金庫は指紋認証により鍵をあけることができますが指紋を登録していたのは、施設の職員8人のみということです。

金庫を設置している事務所には、防犯カメラは設置されていませんでした。