今週(5月19日週)、レッドドラゴンの“オーバーサイズ”なキーボード「K605TI」が登場している。実機を展示しているパソコン工房秋葉原本店の価格は3万9800円だ(税込み、以下同様)。

●でかキーボードは約4万円 振動ゲーミングチェアは約18万円

 赤軸のメカニカルキースイッチを採用した英語配列のテンキーレスキーボードで、一般的な形状と比べて「200%サイズ」をうたう大きなキーを採用しているのが特徴だ。ボディーサイズは約585(幅)×202(奥行き)×64(高さ)mmで、重量が約2.375kgとなる。

 キーピッチは約38mm、キーストロークも約8mmあり、RGBバックライト機能も内蔵する。専用のユーティリティーを導入すれば、マクロ機能やバックライトの制御も可能になる。

 展示機のインパクトは大きく、取材中も実機に触れるユーザーが後を絶たなかった。同店は「とりあえず触ってみたくなりますよね。普通に使うこともできますし、教材のような使用法もあるとか。購入された方もいらっしゃいます」と話していた。

 そのすぐ近くには、クーラーマスターの新型ゲーミングチェア「Synk X」の実機も置かれていた。ゲームや映画、音楽などのサウンドを振動に超低遅延で変換する機能を備えており、没入感を高めるのが特徴だ。価格は17万9980円で、販売は5月31日からを予定しているという。

●M.2スロットに6基のSATAドライブを挿せるアダプターとケーブル登場

 新たな新製品として、オリオスペックでノーブランドのアダプター「ASM1166 M.2 PCI-E M key to 6x SATA Adapter」と、50cmのSATAケーブルを6本セットにした「6xSATA to 6xSATA Cable 50cm」の販売を始めている。価格は3828円と1628円だ。

 ASM1166 M.2 PCI-E M key to 6x SATA Adapterは、ASMedia Technologyのコントローラーチップ「ASM1166」を搭載したアダプターで、M.2 Type 2280スロットに装着して、最大6基のSATAドライブを接続できる仕様となっている。PCIe 3.0 x2接続で、M.2 PCIe key-Mにも対応する。ソフトウェアRAIDの構築も可能だ。

 同店は「2023年11月に販売した5ポートタイプ(JMB585 M.2 PCI-E M key to 5x SATA Adapter)も好評でしたが、今回も順調に売れていますね。マザーボード側のSATAポートに不足を感じる人が、まとめて一カ所でソフトウェアRAIDを組みたいという人に刺さっているのかなと思います」と話していた。