2日に生放送された情報番組「あさイチ」(NHK総合)の“朝ドラ受け”で、MCの博多華丸が「牛歩」という絶妙なワードを口にし、SNSが沸く一幕があった。

朝ドラ受けは、直前に放送される連続テレビ小説の内容について、番組冒頭でMCの博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが感想を語り合うオープニングの恒例行事。放送中の朝ドラは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を伊藤沙莉主演で描く「虎に翼」で、現在、第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第21〜25話)が放送されている。弁護士を目指して明律大法学部で学ぶ猪爪寅子(伊藤)の父、直言(岡部たかし)が、政財界の大物を巻き込んだ「共亜事件」の贈賄容疑で裁判にかけられ、無罪を主張。その行方に多くの視聴者の注目が集まっている。この日の放送で、1年半にわたる裁判がついに結審。ラスト1分間は裁判所でのセリフなしの芝居が続き、裁判長の武井(平田広明)の「判決を言い渡す」という言葉でこの日の番組が終わり、結論は翌日3日の放送へと持ち越しとなった。

この流れを受け、華丸は開口一番「焦らしますね〜、8時13分くらいから牛歩に入ってました」と一言。大吉と鈴木アナも笑いながら同意した。この「例え」に視聴者も納得。SNSには「たしかに」「華丸さん、さすがですねえ」「皆おもてる。わかるわー」「ほんそれ笑」といった共感の書き込みが多数寄せられていた。