経済産業省が2日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(4月30日時点)は、全国平均で前週比30銭安い174円70銭と、2週ぶりに値下がりした。政府が石油元売り会社に支給している補助金が増え、30円30銭の価格抑制効果があった。

 地域別では、27道府県で値下がりし、下落幅は和歌山県が2円20銭と最大だった。横ばいは5県、値上がりは15都県で、最高値は長野県の184円60銭。日本エネルギー経済研究所石油情報センターによると、来週は小幅な値上がりとなる見通し。