メロンの生産量が25年連続で日本一の茨城県では、5月から6月にかけて出荷の最盛期を迎える。県などはPRに力を入れており、オリジナル品種の「イバラキング」を丸ごと1玉食べられるイベントを21日に県アンテナショップ(東京都中央区)で開催。24日にはイバラキングと県産赤肉メロンの品評会を水戸市内で開く。
 市町村別で9年連続日本一の生産量を誇る同県鉾田市は、メロンの果実と「6」の字の形が似ているという理由で、6月6日を「メロンの日」と定め、市内小中学校などの給食で提供。首都圏の商業施設で鉾田メロンを使ったスイーツフェアも展開する。
 県担当者は「今がメロンの最盛期で一番旬な時期。贈り物やぜいたくなおやつに、茨城県や鉾田市のメロンを食べてほしい」と呼び掛けている。【もぎたて便】
[時事通信社]