金沢市の犀川中流にかかる「犀川大橋」が架橋100周年を迎え、記念イベント「百寿祭」が7日行われた。周辺は歩行者天国となり、多くの市民らでにぎわった。
 金沢城跡の西側を流れる犀川は、その力強い流れから「男川」と呼ばれる。現在の犀川大橋は1924年に完成し、2000年に国の登録有形文化財に指定された。
 この日、記念プレートの除幕式が行われたほか、にし茶屋街の芸妓(げいぎ)による舞も披露された。
 国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所の五十川泰史所長は「犀川大橋はこの100年、交通の要として市民生活の発展を支えてきた。引き続き適切に維持管理を行う」と述べた。【もぎたて便】
[時事通信社]