「中森明菜さん(58)のファンクラブサイトで、ディナーショーの開催が発表されました。明菜さんはファンとの約6年半ぶりの“対面”を待ち望んでいるといいます。現在、熱心に準備を進めているそうです」(芸能関係者)

ファンイベントは7月12日から7月14日にかけて、5公演が予定されており、明菜の誕生日である7月13日も含まれている。

料金は誕生日とリンクさせたのか、税別7万1千300円と、強気の価格設定だが、“生誕祭”への応募が殺到しているという。

そんな明菜の代表曲『TATTOO』の作曲家・関根安里氏が5月7日、自身のYouTubeで、明菜の元担当ディレクター・藤倉克己氏と対談。藤倉氏が、’88年のアルバム『Femme Fatale』の制作秘話を披露した。

藤倉氏はアルバム制作のための楽曲集めの際に「すごいのが集まってきたんですよ。マイケル・ジャクソンの曲とか」と、世界的スターから提供を受けていたと告白。「明菜ちゃんが歌うのを想定して、10曲ぐらい選んだのかな」と語っていたが、マイケルの曲はアルバムに収録されていなかった。

「キング・オブ・ポップの曲をボツにできるのなんて、明菜さん以外に考えられません。 “自分には合わない”と、泣く泣く不採用の判断を下したのでしょう。明菜さん自身はマイケルのライブをたびたび訪れるほどのファンでしたから」(音楽関係者)

ラジオ番組から始まり、YouTubeでの映像公開。そして今回、万を期して開催される“完璧歌姫”のディナーショーはどういった内容なのだろうか。前出の芸能関係者が明かす。

「3時間半のディナーショーのうち明菜さんがステージに立つのは約1時間です。

歌唱するのは5〜6曲ほどでしょう。YouTubeで公開されているデビュー曲『スローモーション』や、『北ウイング』などを歌うことが予想されます」

■「声優や俳優などの仕事も前向きに」

明菜はファンに向けて、“とびっきりのおしゃれ”をしてくるように要望している。

「明菜さんのイメージカラーと言えば黒ですので、ファンたちは黒いスーツやドレスを身にまとい、集まるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

素の明菜が垣間見えるトークタイムも楽しみのひとつだ。

「活動休止前の’17年のディナーショーでは、『この年でこれだけ歌って踊るのはキツいんだから』と自虐を交えたサービストークも好評でした。

また明菜さんの事務所は先日、スポーツ紙の取材に対して、“声優や俳優などの仕事も前向きに検討させていただければ”と回答。ディナーショーで何らかのサプライズ発表がある可能性もあります」(前出・芸能関係者)

完全復活で“スローモーション”だった明菜の歩みが加速するーー。