週刊文春5/30号で、30代女性との不倫を報じられたレジェンド声優・古谷徹(70)。本人も認めて謝罪文を発表しました。相手女性は『名探偵コナン』の安室透役の大ファンだっただけに、コナンファンのショックもひときわ大きかったのでは?
そこで、家がコナングッズで溢れている30代・X子さんと、ライトなコナンファンのY子さんに、自身と周囲の反応を聞きました。
ファンの中にも「やると思っていた」との声が
「周囲のコナンファンの中には、『いろいろ想像してしまって、アニメが見られなくなる』と嘆く人もいます。また、『古谷さんがそんなことをする人だとは思わなかった』派と、『やると思っていた』派で二分されているイメージですね。私は、古谷さんのナルシストっぽいところが得意じゃなかったので後者です」(X子さん)
「古谷さんがファンミーティングでハグをしたり、イベントでお姫様抱っこをしたことなどはよく知られていて、“危なっかしぃなあ”と思っていました」(Y子さん)
2人とも“安室透推し”ではないせいか、わりと冷静な受け止め方のようです。
「ただ、私たちがあーだこーだ言いすぎて、高齢の古谷さんに体調を崩されでもしたら『ファンの質が悪い』となりかねないので、SNSでは触れないようにしています」(X子さん)
![古谷さんがXに載せた謝罪文は、7000万インプレッションを超えている](https://joshi-spa.jp/wp-content/uploads/2024/05/Screenshot_20240524-150610-310x507.png)
声優を交代すべきか?ファンの意見は様々
古谷さんがコナン声優を降板すべきかどうかについても、ファンの中で意見が分かれているそうです。「代役として、アムロ芸人・若人おさむがXのトレンドに上がっていたけれど、芸人に声優ができるわけがない。あと、SNSでは『古谷さんと声がそっくりの声優・蒼月昇さん』という投稿がチラホラありますが、これも冗談で、蒼月昇は古谷さんの別名義です。代わりはいないってことですかね…」(Y子さん)
「キャラ名の『安室透』も『降谷零』(キャラの本名)も古谷さんにちなんだ名前なので、代わってほしくない気持ちもありますが、キャラのファンのことも大事にしてほしいし、なんとも言えない…。
私自身としては、声優が交代してもいずれ慣れるかなという感じです。コナンの毛利小五郎のように、声優が交代しているキャラは既にいますし」(X子さん)
なぜコナンに熱狂的なここまで女性ファンが?
ところで、少年漫画として1994年に始まった『名探偵コナン』に、こんなに熱い女性ファンが多いことを、今回初めて知った人もいるのではないでしょうか。不倫相手のA子さんは、安室透をメインキャラクターにした劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018)を45回観たとのこと。100回観る人もいる世界だといいます。2019年にオリコンが行った調査によると、「名探偵コナン」を「好き/とても好き」と答えた人の75%は女性でした(オリコンリサーチモニター、10〜40代の男女1866名が対象)。なぜ熱狂的な女性ファンが多いのでしょうか?
イケメンキャラで女性客を動員
「実際、大人の観客が増えたと感じます。女性ファンが多いのは、イケメンキャラが増えたからじゃないでしょうか。ここ10〜15年ほど、作中でイケメンキャラ(降谷零、赤井秀一、松田陣平など)の登場や深堀りが多くなったんです。これはコナンに限らず、他の少年漫画でも感じます。“オタク=恥ずかしい”という時代が終わって、女性もオタク人口が増えるとともに、調子に乗るオタクも増えた。推しとお近づきになって承認欲求を満たそうというファンも多いのです」(X子さん)
妊娠、中絶、暴力となれば、“ただの不倫”ではすまない今回の事件。女性ファンたちの動揺は続きそうです。
<文/女子SPA!編集部>
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