第62回神奈川県高校総合体育大会(県高校体育連盟など主催、神奈川新聞社など後援)の総合開会式が26日、ウェブ上で開かれ、県高体連の特設ページには多摩高運動部の生徒らによる選手宣誓が公開された。各競技・種目の大会展望などもアップされた。

 4年連続でウェブ開催となった開会式では同校運動部の代表18人が登場。それぞれが口にした短いセリフをつなげ、宣誓とした。ソフトテニス部の三浦航太朗は「駆け上がれ、夢の舞台へ」と、はつらつとした声を発し、剣道部の松丸登環は「相手への敬意を忘れず、仲間と共に全力を尽くします」と力を込めた。

 県高体連の坂本聡志会長は「皆さんがひたむきに努力している成果を思う存分に発揮してくれるものと期待する」とエールを送り、「結果に結び付かなくても努力は決して無駄にはならない。何年後か別の形で表れるかもしれません」と選手の背中を押した。

 すでに一部競技が始まっており、福岡県などで開かれる今夏のインターハイを目指して熱戦を繰り広げる。