栃木県高校総体サッカーの男子決勝が5日、県グリーンスタジアムで行われ、去年と同じカード、佐野日大と白鴎大足利が対戦しました。

 去年の雪辱を果たしたい桜色のユニフォームの佐野日大とノーシードから優勝を狙う緑色のユニフォームの白鴎大足利。両チームともここまで無失点で勝ち上がってきました。

 序盤は最初にシュートを放つなど白鴎大足利のペース。しかしその後は、徐々に佐野日大がペースを握りサイドからゴールに迫りますが決めきれず。前半はスコアレスで折り返します。後半も佐野日大の流れで進みますが白鴎大足利の固い守りで決着がつかず、延長戦に突入します。佐野日大の攻撃に耐えてきた白鴎大足利は延長後半7分。キャプテンの長澤がボールを奪い途中出場の藪が中央を抜け出すと相手ディフェンダーのファウルを誘いPKを獲得。

 キッカーは藪。ゴール右隅に決め、これが決勝点。延長までもつれた激闘は白鴎大足利に軍配が上がり、2年連続の優勝を飾りました。

白鴎大足利と佐野日大は5月24日から千葉県で行われる関東大会に出場します。