涼しいというよりもまだ肌寒さが残っている函館から、早朝の調教時間中からすでに暑い栗東トレセンへ、ドウデュースの宝塚記念1週前追い切りのためだけに帰ってきました。週明けから原因不明の声枯れに見舞われているんですが、ドウデュースの動きの鋭さはまさに言うことなし。報道陣からの質問を「言うことなし」だけで切り抜けようとしましたが、まあ、そういうわけにも行きませんでした(笑)。

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史上最高の得票数

 CWコースで先行2頭を追いかけた内容。6ハロンの時計は79.8秒とこの馬にしては地味でしたが、65.1-50.1-35.2-10.8とまとめたタイムはやっぱり非凡。いつものことですが、調教では本当に期待を裏切りません。ファン投票で史上最高の票を集めての1位は光栄ですし、その大きな期待に応えたいと思っています。

 ドウデュースのためだけに、と思わず書いてしまいましたが、今朝は一番でノットゥルノの追い切りにも騎乗しました。こちらがまた、素晴らしい動き。一時の停滞期を脱して、いまは本当にいい状態です。26日の帝王賞(大井、ダート2000m、Jpn1)が目標で、上半期を2頭で締めることができたら最高です。

 週末はもちろん函館での騎乗。声枯れ以外に悪いところはなく、それも明日明後日ぐらいでよくなりそうです。今週も、もちろん全力プレーです。