家族で美味しいラーメンが食べたいけれど、カウンターだけのお店も多く、小さな子どもがいるとハードルが高い…そんなパパさん、ママさんの悩みを解決できるお店が明石にオープンしました。

「らぁめん いつも心に太陽を」(明石市)は、今年2月にオープンしました。特徴的な店名は「口にすることで明るい気持ちになってほしい」という気持ちが込められているんだとか。

こちらでいただけるのが、「濃厚鶏白湯ラーメン」と「中華そば」です。鶏白湯ラーメンは醤油・塩から選ぶことができます。

店主の遠山翔悟さんは、子どもの頃に家族で外食に行くのが好きだったことで飲食の仕事を志したんだそう。2児のパパでもあり、お客さんにも家族での外食を楽しんでほしいと、店内にはさまざまな配慮がされています。

まず、特徴的なのが広々とした店内です。カウンターの椅子は背もたれがあるほか、テーブルの数も減らしベビーカーでも入りやすくなっています。

座敷も広々としていて、小さなお子さんも安心です。

お子さん用の椅子や、器、麺カッターも用意されています。こういう配慮、ママはすごく嬉しいです!

券売機の横には、身長のスケールも。これで、待っている間のお子さんの退屈も少しは解消できるかも。

そうこうしているうちに、ラーメンが運ばれてきました!「味玉塩鶏白湯」と新商品の「肉汁餃子」です。

「味玉塩鶏白湯」1,010円(税込)

泡だったスープは、すごくクリーミー!ブレンダーで撹拌することで乳化され、なめらかな口触りになっています。鶏の旨味と塩本来のほんのりとした甘みが幾重にも重なる、コクのあるスープです。

ベースとなる鶏白湯は、鶏ガラや丸鶏、鶏脂を2日間かけてじっくりと煮込んでいるんですって。

大きな塊で煮込まれたチャーシューは、肉肉しいながらあっさりとしていて食べ応え十分!

麺は、京都のメーカーの中太麺を使用。小麦の味を感じられ、スープに良く絡みます。

途中でテーブルに置かれている「煮干し酢」をスープに半周ほどまわし入れると、味の化学反応が起きて一気に味が変わります!スープがマイルドになり、より旨味が引き立つんです。ついつい「もうひと口、もうひと口…」とレンゲが進む絶品の一皿でした。

「肉汁餃子」380円

餃子は、お客さんのリクエストを受けて、最近メニューに加わったんだそう。皮はパリッ!中はジューシーで口の中でほぐれます。キャベツはわずかにシャキシャキが残っていて、お肉やキャベツの甘みを感じられる餃子でした。

お客さんのリクエストからメニューをブラッシュアップすることも多く、今後はランチセットを提供していく予定なんだとか。

オープンから2か月ほど。「地域の方々に愛されるお店にしていきたい」と遠山さんはおっしゃっていました。私も産後、家族そろって美味しいラーメンを食べられていないので、次は家族でお邪魔したいです。

場所
らぁめん いつに心に太陽を
(明石市藤江1053-1)
時間
11:00〜15:00(14:30 L.O.)
17:30〜21:00(20:30 L.O.)
定休日
水曜日