火力発電所の跡地から資源の循環を目指す薩摩川内市の施設を地元の小学生らが見学しました。


 2022年に廃止された薩摩川内市の九州電力川内火力発電所の跡地です。4月から、資源循環の拠点施設として操業していて、19日は、県内の事業所で出た産業廃棄物を資源として活用するため細かく分類する現場を地元の小学生が見学しました。


 廃棄物の中にはそのままでは再利用できないプラスチック類や木くず類もー、


 これらは、「RPF」と呼ばれる固形燃料として、県外の製紙工場に出荷されます。運び込まれた廃棄物の再資源化率は99%と、高い水準を保っているといいます。


■サーキュラーパーク九州 中台明夫リソーシング事業部長

「今、目の前にある物の前と後を想像してもらうということですね」


■児童

(Qどんなことを学んだ?)「ごみはどこに行くかを学びました」

■児童

「ペットボトルを捨てるときはキャップやラベルとボトルを分別したりしようと思いました」