鹿児島県議会の6月議会が27日開会し、28億円余りの一般会計補正予算案が提案されました。また、資料の確認用に県議会の本会議では初めてタブレットが導入されました。

27日開会した県議会6月議会では、28億円余りの一般会計補正予算案が提案されました。

補正予算案には新たな感染症が発生した場合に備えた、医療機関の施設整備に約3億円、2028年度、鹿児島県志布志市に新たに開校予定の特別支援学校の基本設計にかかる費用として、約5600万円などが盛り込まれています。

さらに、売却見込額を40億円としていた県農業試験場跡地2区画があわせて約64億円で落札されたことから、差額の24億円が鹿児島市のドルフィンポート跡地に建設予定の新たな総合体育館の基金への積み増しとして、補正予算案に盛り込まれています。

また27日は、県議会の本会議では初めてタブレットを導入。

議員がタブレットで資料を確認する様子も見られました。

デジタル化の推進や紙の削減が目的で、現時点では同じ資料を紙でも配っていますが、県は2025年の6月議会では紙での資料配布をなくしタブレットへの一本化を目指しています。

県議会6月議会は6月18日までです。