伊藤園は30日、同社の定番緑茶商品「お〜いお茶」の広告に米大リーグドジャースの大谷翔平選手を起用する契約を結んだと発表した。世界的な販売拡大を目指しており、大谷選手の知名度を活用して売り込みを図る。

 大谷選手はコメントで渡米前から「お〜いお茶」をよく飲んでおり、米国の生活でも「大切な相棒」と表現。「ひとりのファンとして魅力を世界中の皆さんにお伝えしていけたらうれしいです」と抱負を語った。

 契約に合わせて、伊藤園は大谷選手への応援メッセージをつづった広告を日本だけでなく、米紙ロサンゼルス・タイムズや韓国の朝鮮日報など、各国の新聞に掲載した。「どんなときでも。どんなに離れていても。私たちは、大谷さんのそばに。」と応援した。