【ニューヨーク、シンガポール共同】週明け6日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=154円台前半を付けた。前週に円高に進んだことから、持ち高調整の円売りドル買いが先行した。午前10時現在は、前週末比84銭円安ドル高の1ドル=153円74〜84銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0779〜89ドル、165円82〜92銭。

 前週末は、米雇用統計を受けて米長期金利が低下し、一時、約3週間ぶりの円高ドル安水準となる151円台後半を付けていた。6日は日本は休日だが海外市場では為替取引が続いている。

 ニューヨーク市場に先立つシンガポール市場では152円90銭近辺で始まった。