経団連の十倉雅和会長は7日の定例記者会見で、外国為替相場が歴史的な円安となっていることについて「為替は日本の力を評価する一つの指標で、いくら何でも(1ドル=)150円を超えるのは安すぎる」と述べた。

 十倉氏は「日本の経済を強くすることで、円高方向に是正されるのが望ましい」と強調した。

 政府・日銀が為替介入に踏み切ったとの観測があることに関しては「円高に振れたので、もし介入したのなら非常にいいタイミングだった」と語った。