高校生のチームが、音楽に合わせて巨大な紙に文字や絵を描き出来栄えを競う「第17回書道パフォーマンス甲子園」を7月に控え、会場の愛媛県四国中央市の体育館で23日、市職員らが本番で使う用紙の裁断を行った。

 筆圧に耐える丈夫な紙は特注。幅3mのロール紙を、長さ1.5mの木材の先に取り付けたカッターで4mずつ切り分けた。7月28日の本番前日、高校生らが2枚をつなぎ合わせて縦4m、横6m、重さ8.6キロの本番用紙を作る。

 今年は全国から109校が応募。動画や写真による予選審査を経て6月14日、出場21校が発表される。石川県の能登高と日本航空石川高は、予選審査を行わずに招待する。