栃木県那須町の河川敷で夫婦の焼損遺体が見つかった事件で、東京地検は27日、夫婦の遺体を遺棄したなどとして、死体遺棄と死体損壊の罪で、夫婦の長女と内縁関係にあった会社役員関根誠端容疑者(32)ら男6人を起訴した。関根被告が事件を主導した疑いがある。

 ほかの5人は、実行役とされる住所不詳の元俳優若山耀人容疑者(20)ら2人のほか、仲介役の会社員平山綾拳容疑者(25)や、指示役の住所不定無職佐々木光容疑者(28)ら2人。

 警視庁と栃木県警の合同捜査本部は6人を死体損壊容疑で逮捕後、平山被告や佐々木被告ら4人を殺人容疑で再逮捕。関根被告ら残る2人も殺人容疑で再逮捕する方針。