岸田文雄首相は15日、「ミス日本みどりの大使」の安藤きらりさん(23)らと官邸で面会し、緑の羽根を贈られた。森林整備などに使われる緑の募金が、能登半島地震の被災地支援にも活用されているとして「心から敬意を表したい。これからも大切な活動を続けないといけない」と語った。

 募金は国産材による木製キットに使われた。げた箱や椅子に組み立てられ、避難所などに提供されたという。首相は「実用品だから喜ばれるだろう」と話した。

 政府は毎年4月15日〜5月14日を「みどりの月間」としてキャンペーンを集中的に実施している。