立憲民主党の泉健太代表は10日の記者会見で、次期衆院選に向け、自民党派閥裏金事件で政治資金収支報告書に不記載があった全議員の選挙区に対抗馬を擁立したいとの考えを示した。「特に力を入れて擁立を加速させ、裏金議員を許さないとの意思を示す」と述べた。

 擁立目標を200人から引き上げる可能性もあると強調し「単独過半数を取れるだけの擁立を目指したい」と語った。自民党の議席が過半数を割れば、政界再編や連立政権協議もあり得るとした。