【パリ共同】ウクライナ・オリンピック委員会は2日、パリ五輪に参加するロシアと同盟国ベラルーシの個人の中立選手(AIN)への対応策を発表し、自国選手に対して競技を除いた会場内外での接触禁止を勧告した。DPA通信が伝えた。

 今回の勧告では、交流サイト(SNS)でのロシア、ベラルーシ両国勢との議論に参加しないことを要求。表彰式で距離を置く対策のほか、競技と直接関連する場合を除いて共同記者会見などへの参加も控えるように求めている。

 国際オリンピック委員会(IOC)は昨年12月にAINの五輪参加容認を決定したが、ウクライナ側は反発している。