2人に1人は「孤独感」を感じている?

 フェムケア事業を展開する「オノフ」が、「孤独と生活の実態とコミュニケーション」の調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年2月、15〜69歳の男女3561人を対象に、インターネット上で行われました。

 それによると、「孤独を感じることはあるか」という質問に対して「孤独感がある」と答えた人は54.7%で、約半数の人が孤独を感じるという結果でした。男性に比べ、女性の方が孤独を感じている割合が高く、さらに年代別で見ると、年代が下がるにつれ割合が高くなる傾向がみられました。15〜19歳女性の約7割が孤独を感じている結果でした。

孤独感に影響を与えるのは「自分自身」

 孤独感を感じている人に、孤独感に最も影響を与えている人物について聞いたところ、どの年代でも「自分自身」が最も多く、「夜、ベッドの中で、ゴロゴロしてるとき」「一人、家で、キラキラしたSNSを見ているとき」などの回答が集まっていることから、一人になった時に、漠然と孤独感を感じている人が多いのかもしれません。
「自分自身」の次には「家族」「友人」「職場・学校の人」「有名人・インフルエンサー」と続くことから、身近な存在ほど孤独感に影響を与えやすいといえます。

 年代別に見ると、「家族・親族」と答えている人の割合は40代以降年代が上がるにつれ高くなり 、逆に、「友人」「有名人・インフルエンサー」は年代が上がるにつれ低くなる傾向が。年代が上がるにつれて、家族や親族との関係性の比重が大きくなることがうかがえます。

(LASISA編集部)