花々が咲き乱れる5月に見られる「フラワームーン」

 5月23日(木)に東の空から顔を出した月は、22時53分頃に満月の瞬間を迎えます。 満月は観測される月によって名前がつけられていて、5月に見られる月は「フラワームーン」と呼ばれます。

 満月に名前を付けたのは、昔から北アメリカで暮らしてきた先住民族ネイティブ・アメリカンたち。彼らは農業や狩猟の的確な時期を把握するため、それぞれの季節を意味する言葉を満月にあてがって名前をつけていたそうです。

 5月の満月は「フラワームーン」。5月の満月が見られる頃には気温がかなり暖かくなり、さまざまな花が見られことに由来しています。その他にも、牛がミルクをたくさん出すことから「ミルクムーン」、トウモロコシの種まきシーズンなので「コーンプランティングムーン」、野うさぎの活動が活発化してよく見られることから「ヘアムーン(野うさぎ月)」とも呼ばれます。

「フラワームーン」には恋愛運や人間関係運をアップさせる効果がある!?

「フラワームーン」には恋愛運や人間関係運をアップさせる効果がある!?

 月は強い力を秘めているといわれますが、特に満月のパワーは絶大です。満月が持つ特別なパワーとして代表的なものが金運アップです。丸くて黄金色の姿が、お金を連想させることからそのように言われるようになったのかもしれません。

 5月23日(木)のフラワームーンには、金運アップはもちろん、恋愛運や人間関係運をもアップしてくれる力があるとされています。フラワームーンの語源となった花が持つ意味を考えると、その理由がわかりやすいかもしれません。花を買うのはどのようなシチュエーションでしょうか。自分の部屋に飾って癒やされるため、そして人に送って感謝の気持ちや好意を伝えるためです。つまり、花は自分と自分の心、自分と人の心をつなげる力を持っているということです。

5月23日「フラワームーン」運気をアップするために花を飾ろう

5月23日「フラワームーン」運気をアップするために花を飾ろう

 満月の日にやるべき開運アクションとして月光浴が挙げられますが、それとあわせて5月23日には花を飾りましょう。選ぶ花は直感で「好き」と思ったもので大丈夫ですが、今が旬の花を選ぶとよりいいでしょう。

 恋愛運をアップさせ、良縁を引き寄せたり、想いが伝わるように願うなら、花言葉に注目して花選びをしたりするといいかもしれません。愛情を意味する赤いガーベラやバラ、カーネーション、カスミソウなどがおすすめです。

 関係を良くしたいと思っている人がいるのなら、その人にお花をプレゼントするのもいいかもしれません。大きな花束を急にもらうと困惑してしまう人も多いと思うので、ミニブーケ程度がいいかもしれません。「どうして急に?」と聞かれたら「いつもお世話になっているから」と伝えればいいでしょう。

 この日は、月とともに花を愛でて運気をアップさせてくださいね。もし雨が降ってしまっても月のパワーは私たちのもとに降り注いでいるので安心してくださいね。

(水浦裕美)