Googleマップは人気がありますが、それには理由があります。
このアプリはデフォルトの設定でもかなり優れていますが、もっと深く掘り下げると、便利な機能の宝庫です。
徒歩ルート案内をわかりやすくする裏ワザからシークレットモードまで、Google マップには意外と知られていない便利な機能がたくさんあります。
1. 北を常に地図の上部に表示する
Googleマップは、ユーザーが向いている方向に地図を向ける傾向があります。
常に北を画面の上部に表示させたい場合は、「Googleマップの設定」→「ナビゲーション」と進み、「マップの北を上に表示する」を有効にしましょう。
紙の地図に慣れていると、この設定でGoogleマップがもっと使いやすくなるかもしれません。
2. ナビゲーションの設定を見直す
ナビに変更を加えたままの状態にするのは危険です。
たとえば、以前Googleマップに有料道路を避けるように設定したまま忘れてしまったとしましょう。
次に出かける際に、Googleマップはその設定を覚えていて、(場所によっては)より遠回りしたり、安全でないルートを通ったりする可能性があります。
場合によっては、取り返しがつかない危険なルートを通ることになってしまうかもしれません。そのため、特に慣れない土地では、長旅の前にナビの設定を見直しておくことが得策です。
旅をはじめる前に、Googleマップの「プロフィールアイコン」をタップし、「設定」→「ナビゲーション」と進みます。
「ルートオプション」で、希望するオプションが選択されていることを確かめましょう。
ほとんどの場合、高速道路や有料道路を避けたいとは思わないはずなので、そうした設定は定期的に確認してください。
3. 音声アラートを増やして徒歩でのルート案内を楽にする
ユーザーが徒歩で移動する場合、Googleマップはデフォルトでは音声アラートをほとんど送信しません。手動で送信するように設定すれば、スマホを見続けなくても道案内してもらえるようになります。
「Googleマップの設定」→「ナビゲーション」と進みし、一番下までスクロールして、「詳しい音声案内」を有効にしましょう。
4. アクセシビリティの選択肢をわかりやすく表示する
Googleマップにアクセシビリティ情報が表示されることを望んでいる人は多いはず。
結局のところ、アクセシビリティ機能が足りないばっかりに、行けない場所ができていることもありそうです。
ちょっとした変更を加えることで、どんな場合もアクセシビリティ情報をわかりやすく表示させることができます。
「設定」→「アクセシビリティ」と進み、「アクセスできる場所」を有効にしましょう。
ただし、Googleマップが必ずしも正確なアクセシビリティ情報を持っているとは限らないので、目的地に実際に必要な設備があるかどうか、事前に電話で確認することをお勧めします。
5. Googleマップでコンテンツを見直す
Googleマップは、写真や位置情報の履歴、その他のGoogleサービスなど、ユーザーのGoogleアカウントから多くの情報にアクセスできるようになっています。
Googleマップの設定には、こうしたデータがGoogleマップにどのように表示されるか確認できるページがあります。
「Googleマップの設定」→「個人のコンテンツ」で、Googleマップがユーザーのプロフィールに表示できる内容をコントロールできます。これを知っていると、多くのレビューを残す場合に便利です。
6. 位置情報の履歴を一時停止する
Googleマップに位置情報の履歴を残したくない場合は、「プロフィールアイコン」をタップし、「パーソナルコンテンツ」をクリックします。
「位置情報履歴」をタップし、「アクティビティコントロール」に行きます。
「位置情報履歴」の横にある「オフにする」ボタンをタップすると、GoogleがGoogleマップの位置情報を記録しないように設定できます。
また、「アクティビティを管理」をタップして、過去に保存したすべての場所を確認し、削除することもできます。
また、位置情報履歴を有効にしておき、「自動削除」をタップすると、3ヶ月経過した時点でGoogleがこのデータを削除します。
7. シークレットモード
Googleマップは、デフォルトではユーザーの検索と位置情報を記録し続けますが、シークレットモードを使用すると、そのトラッキングの一部を簡単に停止できます。
「プロフィールアイコン」をタップし、「シークレットモードをオンにする」を選択しましょう。
8. Googleマップが検索履歴を記録しないようにする
Googleマップを使って検索するたびに、検索ボックスの下に最近検索した内容のリストが表示されることがあります。
これが気になる場合は、「アカウント設定」で「最近の検索履歴をこのデバイスに保存する」を無効にすると、検索履歴がオフになります。
9. 不要な通知を無くす
不必要なアラートをひっきりなしに受信したい人はいないでしょう。Googleマップでは、受信するアラートの種類をカスタマイズできます。
Googleマップの「設定」→「通知」と進み、必要に応じてカスタマイズしましょう。
10. オフラインで使えるように地図をダウンロードしておく
ほとんどの人がインターネット接続がかなり整っている場所に住んでいますが、旅行していると、インフラがあまりしっかりしていないところに行くこともあります。
田舎への旅行を計画しているときは、オフラインで使える地図をダウンロードしておくと便利です。地図の精度や最新の交通データは得られなくても、スマホの電波が届かない場所で道に迷うよりマシだからです。
地図をダウンロードするには、Googleマップの「プロフィールアイコン」をタップし、「オフラインマップ」を選択します。
次に、「自分の地図を選択」をタップすると、今いる場所の拡大地図が表示されるので、青い四角を目的の場所に合わせ、「ダウンロード」をタップします。
ダウンロードする前に、Googleマップはダウンロードした地図がスマホで占める容量を知らせてきます。
オフラインマップは、ダウンロードした日から最大30日間使用できます。
11. ルートに複数の目的地を加えることができる
長旅の場合、Googleマップはルートに複数の目的地を追加できます。
通常、Googleマップは2地点間の最短ルートを表示しますが、途中で他のスポットを訪れる予定がある場合は、ルートに追加することで、より現実的な所要時間を知ることができます。
まず、Googleマップを開き、ルートを計画します。次に、右上の3点アイコンをタップし、「目的地を追加」を選択します。
これで新しい場所を追加できます。また、各目的地の横にある横三本線のアイコンをドラッグして、それぞれの目的地を訪れる順番を変更することもできます。
12. 出発時刻のリマインダーを設定する
Googleマップでは、目的地にオンタイムで到着できるように、出発時刻に通知を送ることもできます。
Googleマップで出発地と目的地を入力し、右上の「3点アイコン」をタップして「出発時刻のリマインダーを設定」を選択します。「出発時刻タブ」で出発時刻を選択し、「完了」を押と、選択した時刻にマップから通知が届きます。
あるいは、「到着時刻」タブで目的地に到着する時間を選択できます。
Googleマップは、ユーザーが目的地にオンタイムで到着できるように適切な出発時刻を計算し、それに応じてリマインダーを送信します。
13. 車両アイコンを変更する
ロードトリップに遊びの要素を足したいときは、車両アイコンを変えてみませんか?
Googleマップでは、デフォルトの車両アイコンは青い矢印ですが、この矢印をタップすると他の車両アイコンも表示されます。お好みのものを選んで楽しみましょう。
14. 使用したいEVプラグの場所をGoogleマップに教える
電気自動車のオーナーは、複数の充電プラグ規格に対応しなければならず、自分の車に合った種類の充電器を探すのが大変なときがあります。
この問題を解決するには、Googleマップに自分の電気自動車が使用する充電プラグのタイプを知らせる必要があります。
充電器を探すとき、Googleマップはユーザーの車と互換性のあるプラグを使用している充電器を強調表示します。Googleマップでこの機能を有効にするには、「設定」→「電気自動車の設定」→「プラグを追加」と進んでください。
15. 公共交通機関の選択肢をカスタマイズする
Googleマップで目的地を入力すると、その下に小さな電車のアイコンも表示されます。これをタップすると、公共交通機関の時刻表と利用可能なルートを確認できます。
これは多くの場所でかなり正確ですが、このオプションがカスタマイズできことはあまり知られていません。公共交通機関を選択したときに表示される「オプション」ボタンをタップすると、オプションが表示されます。
ここでは、優先する公共交通手段とは別に、「車椅子でのアクセス」や「最安値」などの大変便利なフィルターで結果を並べ替えることができます。
16. 動画の自動再生を無効にする
Googleマップでは、特定の場所の動画プレビューが表示されることがあります。
これらは自動的に再生されますが、無効にしたい場合は、「設定」→「動画設定」と進み、「自動再生を許可」を無効にしてください。
17. 位置情報をリアルタイムで共有する
Googleマップでは、自分の位置情報をリアルタイムで他人と共有することも可能です。ちょっと怖い感じがするかもしれませんが、安全面では便利な機能です。
たとえば、身の危険を感じたら、親しい友人や家族に自分の位置情報をしばらくの間モニターしてもらうことができます。友人の家に向かっていて、その友人がこちらがどのあたりまで来ているか確認したいときにも役立ちます。
この機能を使うには、Googleマップの「プロフィールアイコン」をタップし、「位置情報の共有」をクリックします。
「位置情報の共有」を開始する場合は、「位置情報を共有」をタップし、「1時間」をタップして、位置情報を共有する時間をカスタマイズします。
最後に、連絡先リストから連絡先を選択するか、「その他のオプション」をタップすると、他のアプリを使ってリアルタイムの位置情報を含むリンクを送信できます。
18. 地元企業に関する詳しい情報を得る
地元企業に必要な設備があるかどうかわか場合は、Googleマップでその企業を探し、企業名の下を右にスワイプして、「アバウト」タブをタップしましょう。
車いすで入れる駐車場があるか、トイレは男女共用か、マイノリティが経営しているかなど、役立つ情報がたくさん掲載されています。
知らないと損!Googleマップの意外と知られていない機能5つ | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2305-matome-how-to-use-googlemaps/
Google ドキュメント上級者が使いこなしている「8つの裏技」 | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/2405-advanced-google-docs-features-you-should-be-using/