沖縄気分を楽しめるフェア『阪神のめんそーれ沖縄』が、5月15日から「阪神梅田本店」(大阪市北区)でスタート。人気グルメや雑貨など全54店がそろい、今回は特に現地ならではの素材をいかしたスイーツが盛りだくさんのラインアップに。

■ 物産展は立ち飲みが好評だが…今回は?

沖縄の習慣「十時茶&三時茶」(朝10時と昼3時に、お菓子とお茶でひと休みする)にちなみ、会場には南国のカラフルなスイーツが勢ぞろい。催事担当者は「これまでの物産展では立ち飲みが好評ですが、家族や周りの人たちとお茶をするこの沖縄の習慣を知り、アルコールが飲めない方でも会場で気軽にドリンクやお菓子を楽しんでもらえれば」と呼びかける。

そのため対象となる4店舗でソフトドリンクを買うと、先着で沖縄にちなんだカラフルな柄のコースターが配布され、それを提示すれば会場内一部のスイーツが割引になるサービスも(各日・各店50枚限定)。

対象店舗のうちのひとつ「アセローラフレッシュ」では、沖縄本島北部・本部町の特産品アセロラを使ったジュースが人気。お店の方が見せてくれた実は大粒のサクランボのようなサイズで、日持ちしないため大阪にいながらフレッシュな状態を味わえるのがうれしい。夏スイーツにもぴったりな「アセローラフローズン」(825円)は酸味が利いた爽やかな味わいで、これからの時期にぴったりのドリンクだ。

カップ入りがかわいいのは「SOYSOY」の「紅芋もち揚げ」(5個351円)。紅芋にタピオカを練り込んだ沖縄のソウルフード「うむくじ天ぷら」で、ひと口サイズながら素材の濃厚さともっちり食感で食べ応えあり。さらに、カラフルなキューブ型メロンパンがカップに詰まった「Re:MELO(リメロ)」の「よくばりメロ」(601円)はシークワーサーやハイビスカスなど現地ならではのフレーバーが充実。

■ 沖縄の酒のアテと…昼3時から飲める!

同百貨店の物産展で人気を誇る「立ち食い・立ち飲み」スペースもあり、会社帰りにちょい飲みを楽しむなら、昼3時から販売される「うちなーバルチケット」(800円)も。(各日200枚限定・最終日は販売なし)。お酒かビール1杯と対象店舗から選べる1品のセットで、そのラインアップは「もずくかき揚げ」「スパムタコス」など沖縄を代表する酒のアテが17種そろう。

「OKINAWAリカーBar」には泡盛がベースのお酒やパイナップルジュースなど、現地気分を盛り上げるドリンクが勢ぞろい。すりおろしゴーヤ入りの泡盛カクテル「58KACHA−SEA」(601円)は爽やかな後味で、アテで選んだ「臺瓏(タイロン)」のジューシーな「島らっきょうひとくち餃子」(648円)と相性抜群。

現地で行列ができる人気店「首里そば」のイートインもあり、会場は「阪神梅田本店」8階催事場、期間は5月20日まで。時間は朝10時〜夜8時(最終日は夕方5時まで)、イートイン・バーのLOは営業終了の30分前。1階「食祭テラス」でも沖縄特集を同時開催する。

取材・文・写真/塩屋薫