静岡県御殿場市では消防署員が救助技術の訓練の成果を披露しました。

 これは6月の静岡県消防救助技大会を前に、御殿場市・小山町消防本部から出場する15人が、訓練の成果を披露したものです。

 署員は隣の建物からロープを伝って進入し、救助する「ロープブリッジ救出」。

 地下街などで煙に巻かれた人の救出を想定し、空気呼吸器をつけて煙の中で探し出すほふく救出」。

 それに災害現場での様々な障害を想定して、5人が連携して5つの障害を突破する「障害突破」の3種目を披露しました。

御殿場・小山消防特別救助隊 芹澤勇稀さん(障害突破参加):
「この訓練を通して体力・気力・精神力を養って、有事の際には市町民の方々に安心してもらえるような、背中を見せられる消防士になれたらと思う」

 県消防救助技術大会は6月4日に静岡市清水区の静岡県消防学校で開催されます。