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6歳未満の子どもを車に乗せる場合には、必ずチャイルドシートを使用しなければなりません。これは法律で定められていることですが、面倒だからという理由でチャイルドシートを使いたくない人もいるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。

『私たちの親や義親が子育てをしていた頃は、シートベルトやチャイルドシート着用が今ほど厳しくなかった時代だと思いますが、孫を乗せるときは徹底してくれていますか? うちは両親、義両親ともに考えが甘くてうんざりする。子ども(孫)が窮屈で可哀想とか、シートベルトが首に引っ掛かったら怖いと言うけれど、結局面倒だからでしょ? と思ってしまう』

孫を車に乗せるときに、チャイルドシートを使用しない実両親や義両親にうんざりしているという投稿者さん。親世代が子育てをしていた頃は、チャイルドシートやシートベルトへの考えも今ほど厳しくなかったのかもしれませんが、今は違います。ママとしては、子どもの安全を考えるとしっかりと着用してほしいと思うものでしょう。ほかのママたちも、親や義親の認識の甘さに困っているようです。

チャイルドシートなしでも平気と思っている人はまだいる?


『旦那の両親は、チャイルドシートなしでどこかに連れだそうとする。近いしシートベルトをすれば平気でしょと言って。なんのためのチャイルドシートですかと言いたい。私も口うるさく言っているから、旦那や義両親に神経質だと思われていると思う。でも子どもがチャイルドシートに乗っていなくて車外に放り出された事故の話を聞くと、怖くてチャイルドシートなしでは乗せられない』

6歳未満の子どもを車に乗せる場合、チャイルドシートを使うのが面倒だと考える人もいるようですね。シートベルトのように簡単につけられるものではありませんし、子どもが嫌がる場合もあるでしょう。しかしチャイルドシートを着用していなかったために、不幸な事故が起こってしまうケースもあります。親としては子どもの安全を第一に考え注意しますが、親世代からは煙たがられることもあるようですね。

『もう子どもたちは大きいけれど、当時は親だけでなく周りの保護者もゆるい人が多かった。でも旦那もきちんとする派だったから、誰かに何かを言われようと気にならなかった』

周囲の人から神経質すぎるなどネガティブなことを言われても、子どもの安全のためには気にする必要はなさそうです。むしろ自分たちは法律を守っているわけですから、堂々としていればよいのでしょう。

話せば理解してくれる両親・義両親

『義両親には旦那から話をしてもらったし、実親には私から話した。チャイルドシートもジュニアシートのことも、座る位置についても』

今ほどチャイルドシートやシートベルトへの意識が高くない時代に子育てをしていた親世代であっても、ママや旦那さんが丁寧に説明をすれば、理解してくれることも少なくはないでしょう。適切な付けかたや子どもの乗せ方なども、実践をすればわかりやすくなりますね。親世代にとっても可愛い孫ですから、命を守るために必要なものと訴えるときちんと使用してくれるようです。

説明しても理解してくれない場合はどうする?

子どもを車に乗せない

『義親は子どもが2歳をすぎてようやくチャイルドシートを買っていた。それまでは、車に乗せると言われても断っていたわ』

車にチャイルドシートがなかったり、シートベルトも着用させなかったりするならば、親の車には子どもを乗せないようにするのが得策でしょう。近くまでだから大丈夫、慣れている道だから問題ないと言われるかもしれませんが、ママが強い意志を持って断ることも大切になってきそうです。

さらに子どもがいかに危険に晒されているかを話す

『そんなに安全なら、まずお義母さんがシートベルトなし、保険も解約してから言ってください。大人はシートベルトをして保険までかけて、一番若くて弱い赤ちゃんには何にもなしなんて信じられません。と言ったらチャイルドシートをするようになった』

親世代が孫を車に乗せるときにチャイルドシートを着用しないのは、安全運転ができると思っているからなのでしょう。しかし当の本人はシートベルトをして、万が一の場合の保険にも入っているのではないでしょうか。自分たちのことばかり考えて、大切な孫のことを考えていないという気づきがあれば、チャイルドシートも使ってくれるようになるかもしれません。

「シートベルトがあるから大丈夫」という人には万が一の可能性も伝えておこう


チャイルドシートの使用が義務付けられているのは、6歳未満の子どもとなっています。しかし車のシートベルトは基本的に身長140cm以上を対象として設置されています。6歳以上の子どもでも、身長によっては肩ベルトが首にかかることもあるでしょう。子どもの安全を守るためには、それ以降も学童用シートなどを使うほうが良いとされています。学童用シートにも、座面だけのタイプや背もたれがあるタイプなど種類がありますので、子どもに合うものを選んであげると良いですね。
子どもの年齢によってはチャイルドシートの着用が義務付けられていますから、守れないならば車に乗せないという強い意志も必要。一方でシートベルトが使えるようになっても危険なこともあります。子どもの命は、みんなで守っていくものですから、年齢に応じて適切な安全器具を取り入れていきたいですね。

ここまで説明してもチャイルドシートの重要性を理解してくれない人の車には、「乗らない」一択でいいのではないでしょうか。