2023年11月から2024年4月にかけて、岩手県紫波町内の町道の側溝に取り付けられていた鉄製のふた、約150枚が相次いで盗まれていたことが分かりました。
被害額は150万円以上になるとみられています。

紫波警察署によりますと、2023年11月中旬から2024年4月29日にかけて紫波町内でグレーチングと呼ばれる鉄製のふた約150枚が盗まれているのが相次いで見つかったということです。

被害があった場所は町内の彦部や佐比内など東部地区の町道で、このうち町の所有は106枚で被害額は150万円以上に上るとみられています。

紫波署では4月30日までに7件の被害届を受理していますが、まだそのほかに被害が特定されず受理されていないのが50枚ほどあり、被害額はさらに膨らむ見込みです。

また隣接する花巻市によりますと、市内の大迫町と石鳥谷町でも合わせて16枚の盗難被害があり被害総額は18万円ということです。

警察は他にも被害があるとみて捜査を進めるとともに、住民に対し不審な人物を見かけたりふたがない場所を発見した場合は通報するよう呼びかけています。