約200万本のポピーが見頃を迎えた茨城県下妻市堀篭の小貝川ふれあい公園で12日、「小貝川フラワーフェスティバル2024」が開かれた。来場者は赤やピンク、白色のポピーで彩られた満開の花畑を散策し、ステージ発表や特産品の購入などを楽しんだ。

市などが主催。同公園は約1.9ヘクタールの花畑が広がるポピーの名所として知られており、種まきや除草などの管理は、ボランティアグループ「小貝川ふれあい花の会」が行っている。

来場者は、筑波山を背景に咲き誇るポピーを写真に収めるなど、一面に広がるじゅうたんのような花畑に笑顔を見せていた。ステージでは、地元の団体が吹奏楽やフラダンス、太鼓などを披露。豚汁が振る舞われる飲食・物販コーナーもあり、にぎわいを見せた。

家族と訪れた同県つくばみらい市の会社員、上野貴重さん(46)は「満開のポピーがきれい。ゆっくり休日を満喫できた」と話していた。