3月の岩手県内の有効求人倍率は1.22倍となり、2カ月連続で前月を上回りました。

岩手労働局によりますと、3月の県内の求人数は2万5406件(前月比−767)で、仕事を求める人の数は2万864人(前月比−1179)でした。

この結果、有効求人倍率は1.22倍となり2月を0.03ポイント上回りました。上昇は2カ月連続です。

新規求人数で増加が目立つのは宿泊業・飲食サービス業で、2023年の3月から59.5%増加しています。

医療・福祉施設や寮・社員食堂の給食業務を担当する複数の事業所から、求人の更新があったことが主な要因だということです。

ただ、物価上昇などの影響で新規求人数にはほとんどの業種で減少傾向がみられ、岩手労働局では「引き続き注視が必要」だとしています。