「こどもの日」に合わせたこいのぼりと五月人形の展示が4月27日、大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西2)内の「都筑民家園」で始まった。(港北経済新聞)

 庭に掲揚しているこいのぼり

 江戸時代の民家「旧長沢家」(横浜市指定文化財)を移築して公開している同園。園内では季節ごとに日本の伝統的な行事にちなんだ企画を展開している。

 庭には大きなこいのぼりを掲揚して、主屋には10メートルを超える大こいのぼりを展示。のぼり旗やかぶとなどの五月人形、有職造花のハナショウブなどの端午の節句にちなんだしつらえで彩る。 

 同園事務局長の木村格さんは「主屋に展示している明治時代に作られた貴重な武者人形は見応えがある。これは有志の方から提供を受けたもので、京都の実家の蔵から出てきたそう。こいのぼりと共に親子で見てもらえたら」と話す。

 開館時間は10時〜16時。入場無料。5月5日まで。