「くまもとソラアソビ」が5月3日・4日の2日間、花畑広場(熊本市中央区花畑町)で開催された。主催は熊本市で、熊本城ホール運営共同事業体が共催。(熊本経済新聞)

 当日の様子

 熊本空港のリニューアル、海外定期便就航再開など、熊本の「空」を取り巻く環境が変化する中、子どもや家族連れをメインターゲットにした航空機関連のイベントを開催。「空」についての学びの機会や夢を実現するきっかけの場とするのが目的。日本航空協会、崇城大学、全日本空輸熊本支店、熊本国際空港の協力の下、行われた。

 会場は、模型飛行機作成エリア、飛行エリア、崇城大学ブース、航空会社・空港ブース、キッチンカーエリアの5つで構成。模型飛行機作成エリアで、1グループ10人(2日間で8グループ、計80人)の子どもたちが日本航空協会の指導の下で模型飛行機を作り、飛行エリアで実際に飛ばして楽しんだ。

 崇城大学ブースではFTD機やVR機を用意し、飛行のシミュレーション体験を行ったほか、ペーパークラフトや塗り絵、航空図など、空についての理解を深める企画を行った。

 航空会社ブースでは、全日空の制服試着体験、SNSフォロワーへのノベルティーグッズ配布を行った。阿蘇くまもと空港ブースでは、空港インスタグラムフォロワー獲得キャンペーンとしてガラポン抽選会を実施。パンフレットの配布や動画上映も行った。

 キッチンカーエリアでは2日間にわたり10台前後のキッチンカーが出店し、参加者はフードやドリンクを楽しんだ。

 模型飛行機作りに家族6人で参加した市内在住の林さんは「花畑広場のイベント情報を見て参加した。作った飛行機が実際に飛ぶのを見て、子どもたちがとても喜んでいた。今回のイベントのように無料で、家族で参加できるイベントがあれば」と期待を込める。