昭島のブックカフェ「マルベリーフィールド」(昭島市中神町)が5月11日、ゲーム型街歩きイベント「あきしまロゲイニング」を開催する。(立川経済新聞)

 立川市・国立市で開催されたロゲイニングの様子(写真提供=立川観光コンベンション協会)

 同店はJR青梅線中神駅北口で約50年間書店を経営し、現在は書店にカフェやレンタルスペースを併設したブックカフェとして、「知るを楽しむ」をキーワードに街の情報を発信している。

 店主の勝澤光さんは「立川市・国立市で今年1・2月に開催されたロゲイニングの様子をニュースで知り、昭島市での開催も実現したいと企画した。当イベントを通して、日頃は通り過ぎてしまう昭島市の史跡やアート作品などに触れてもらえれば」と話す。

 ロゲイニングは、時間内に地図に示されたチェックポイントを周り、得点を集めるスポーツ。今回は、集合場所の金峰山広福寺(福島町2)でルール説明を行った後、「おとなチーム」と子ども連れの「ファミリーチーム」に分かれてロゲイニングを楽しむ。チェックポイントは当日配布のマップで発表。多摩川周辺や公園の遊具などに設ける。各チームの上位3グループに、同市内の飲食店のスイーツなどを進呈。終了後は、広福寺の会館で同店のサンドイッチやドリンクなどを提供し、参加者同士が交流する時間を設ける。

 勝澤さんは「住みやすい街にも選ばれる昭島市だが、史跡や戦中・戦後の遺跡が残っている。友人や家族でチェックポイントを巡り、昭島市の歴史や文化を楽しんでもらえれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は11時〜16時。年齢制限なしで、定員は約30人。参加費は1人3,000円(小学生以下は無料)。公式サイトの申し込みフォームで要事前予約。