8月2日(金)に公開されるSnow Manのラウール主演作『赤羽骨子のボディガード』に出口夏希、奥平大兼、高橋ひかるが出演することが決定。特報映像やティザービジュアルも到着した。

本作は週刊少年マガジンで連載中の丹月正光による同名コミックスを実写化した青春アクションコメディ。とある事情から、100億円の懸賞金をかけられた幼なじみの赤羽骨子を守るために、ボディガードとなった威吹荒邦(ラウール)。彼に与えられたミッションは、骨子にバレずに守り抜くこと。しかし、クラスメイト全員が骨子のボディガードだった…。”ヒロイン以外全員ボディガード”という奇抜な設定で展開するバトルをハイテンションで描いていく。

解禁となったのは新たなキャスト陣。荒邦の幼なじみで、100億円の懸賞金をかけられてしまう骨子役には、本作で劇場映画初のヒロインを務める出口。出口は「学園ものではあるのですが、特殊な設定なのでキャストの皆さんの年齢層も違って、落ち着いていて、なんだか居心地がいいです」と撮影現場の雰囲気のよさについてコメント。幼なじみの荒邦役を演じるラウールについては「ラウールさんは、身長が高くて大人っぽいので、最初は話してくれるかな?と心配になったのですが、楽しくお話をしてくださる方で安心しました」と話す。映画オリジナルの設定として骨子はダンス部所属なのだが、「私は本当にダンスが苦手で、リズム感もなくて…でもやるからにはカッコいいものを見せたいので、たくさん練習しました」と気合も十分。

奥平はクラスをまとめる最強の司令塔、染島澄彦役を演じる。3年4組のボディガード全員を束ねる役柄に「皆の前で言うセリフがものすごく多いので、毎回緊張するんですよね(笑)司令塔として皆の前でセリフを言うのが、意外と撮影に入ってみてから(緊張することだなと)わかったことです」と撮影中の心境を語った。初共演のラウールについては「最年少がラウールくんと僕の2人なんです。やっぱり同い年の子がいるというのはすごく心強いですし、一緒にいるシーンも多いのでだんだん心が開いていっているのかなと思います」と明かす。

さらに3年4組のクラスメイトで、空手が得意な骨子の親友、棘屋寧役には高橋。ラウールとの映画での共演は2年ぶり。2度目の共演に「前作がコメディだったんですが、めっちゃ本番で笑うやん!と思う時もあって。今回はクールな役でラウールさんの見せどころがたくさんあります。魅せる時は魅せてくださるなって関心しながら、さすがだなと思っています」とコメント。自身が演じる骨子の親友かつボディガードという難しい役柄へは「私はずっとかっこいい女性、内面としても物理的にも強い女性に憧れを持っていたので、今回それを体現したような、でもあどけなさもあるかわいらしい寧を演じられることがすごくうれしかったです」と語っている。


あわせて解禁された特報映像では、目に入るもの全員が敵だと言わんばかりのすごみを効かせた表情で校内を闊歩し、ケンカも日常茶飯事でヤンキー高校生として生徒たちから恐れられている荒邦のシーンからスタート。100億円の懸賞金がかけられた幼なじみの骨子のボディガードとなって彼女を守るというミッションを課せられた荒邦は、クラスの司令塔である染島から3年4組のクラスメイト全員がボディガードだと告げられ「はあぁぁ?」と驚きを隠せない様子。荒邦は次から次へと現れる敵に、空手が得意な棘屋をはじめ、それぞれが特技を持つ個性豊かなクラスメイトたちと協力し、ズタボロになりながらも、戦う羽目になるのだった。ラストはいつものごとく睨みを利かせた表情で教室にいる荒邦に、正義感の強い骨子が「クラスの皆を睨まない!友だちできないよ」と言い放ち、「友だちなし、武器なし、特技なし、才能なし」というテロップと共にかわいらしい表情の荒邦の姿も収められている。

さらに今回発表された3人のイメージビジュアル、メイキング映像、ティザービジュアルも解禁。ティザービジュアルには、骨子を守るために体を張る荒邦の躍動感あふれる姿がデザインされており、メイキング映像では、ラウールと今回解禁された出口、奥平、高橋のクランクインの様子やキャスト同士の仲睦まじい姿がうかがえるほか、ラウールと高橋の本格アクションシーンを見ることができる。

人気コミックを最旬キャストを迎えて実写化する『赤羽骨子のボディガード』。8月の公開に向けて今後も届く続報に期待しよう!

■<キャストコメント>

●出口夏希(赤羽骨子役)

―赤羽骨子はクラスメイトの皆から守られる役ですが、お話をいただいた時の率直なお気持ちをお聞かせください。また、原作、脚本を読んでいかがでしたか?

「お話をいただいて、「赤羽骨子のボディガード」というタイトルはいったいどういう意味なんだろうと思いながら、すぐに読み始めたんですけど、骨子だけなにも知らないまま物語が進んでいくことがすごくおもしろくて!あっという間に読んでしまいました」

―脚本は原作と少し違う設定で、ダンスに挑戦されたと思いますがいかがでしたか?

「私は本当にダンスが苦手で、リズム感もなくて…でもやるからにはカッコいいものを見せたいので、たくさん練習しました」

―クランクインして数日経ちましたが、現場の雰囲気はいかがですか?

「学園ものではあるのですが、特殊な設定なのでキャストの皆さんの年齢層も違って、落ち着いていて、なんだか居心地がいいです」

―共演者の皆さんの印象はいかがですか?

「ラウールさんは、身長が高くて大人っぽいので、最初は話してくれるかな?と心配になったのですが、楽しくお話をしてくださる方で安心しました」

―高橋さんはいかがですか?

「高橋さんは最初から話しかけてくださったので緊張が解けました。骨子を守るため、同じダンス部に所属している設定なので、一緒に練習もして教えてくれます」

―奥平さんはいかがですか?

「奥平さんとはまだ撮影シーンがそこまでなかったのでそんなにお話できていないのですが、骨子を守ってくれる司令塔でもあるので、これからコミュニケーションをとっていけたらと思います」

―今後の撮影で、楽しみにしているシーンはありますか?

「クラスの皆が骨子にバレないように集まっているシーンが多くて、私だけ仲間外れみたいなことが多いので(笑)、皆と一緒に撮影できるシーンは少ないですが、とても楽しみにしています。その時はたくさん話したいなと思います」

―映画を楽しみにしているみなさんへ一言

「『赤羽骨子のボディガード』皆のアクションが絶対カッコいいと思うので、是非楽しみにしていてください!」

●奥平大兼(染島澄彦役)

―染島は3年4組をまとめる司令塔という役どころですが、今回初めてお話を聞いてどういう気持ちでしたか?

「原作漫画にいる染島と台本にいる染島、どちらに偏りすぎてもよくないなと思いました。作風的にコメディシーンがあったり、雰囲気も明るいシーンがたくさんあるんですけど、染島自体がそこに関わる瞬間が少ないのですが、ただ真面目すぎると浮いてしまうので、そのあたりの塩梅を現場で監督と毎回『ここどうしますか?』とご相談しつつやろうというのは、思っていました」

―クランクインして数日経ちましたが、現場の雰囲気はいかがでしょうか?

「クラス皆のシーンを撮影する日に、このチームで赤羽骨子を守るんだという実感が湧いてきました。染島は皆の前で言うセリフがものすごく多いので、毎回緊張するんですよね(笑)司令塔として皆の前でセリフを言うのが、意外と撮影に入ってみてから(緊張することだなと)わかったことです」

―ラウールさんとは初共演ですが、印象はいかがですか?

「最初は背が大きいなあと思いました(笑)。今回キャストの方々が年齢層高めで、最年少がラウールくんと僕の2人なんです。やっぱり同い年の子がいるというのはすごく心強いですし、一緒にいるシーンも多いのでだんだん心が開いていっているのかなと思います」

―出口さんと高橋さんはいかがですか?

「染島の司令塔としての部分は骨子に見せてはいけないところなので、一緒のシーンがあると少し違和感がありました。出口さんは明るくて、周りの人を笑顔にさせてくれるような方なので、現場がすごく明るくなります。高橋さんは、過去に一緒の作品で共演したことがあったので、気軽に話せてとても楽に現場にいることができます」

―これからの撮影で見せ場がたくさんありますけど、楽しみにしているシーンはありますか?

「やはりアクションは楽しみです。でも不安な部分でもあるというか…染島の強さが一番わかるシーンなので、クランクイン前からアクション練習はやりましたけど、ちゃんとできるのかなと。でも楽しみです!」

―楽しみにしている皆さんに一言お願いします

「まだ全然どのような映像になるのかわからないのですが、コメディな雰囲気もあり見やすい作品だと思いますし、3年4組のボディガードたちに熱くなるシーンもあります。難しい映画や暗くなってしまう映画などたくさんあると思うのですが、気軽に観れて『あ〜おもしろかったな』と言える作品があること自体すごくありがたいなと思うので、これからそういう作品に頑張って仕上げていくので、ぜひ映画館でご覧いただけるとうれしいです」

●高橋ひかる(棘屋寧役)

―寧は骨子の親友かつボディガードという少し難しい役どころですが寧役のオファーが来た時のお気持ちを聞かせてください。

「アクションだ!と思いました。私はずっとかっこいい女性、内面としても物理的にも強い女性に憧れを持っていたので、今回それを体現したような、でもあどけなさもあるかわいらしい寧を演じられることがすごくうれしかったです」

―原作と脚本を読まれての感想を教えていただけますか?

「学生生活って卒業だったりとか受験だったり就職、皆さんその先々のことに向けて頑張っていることがそれぞれあるけれど、でもこの3年4組は皆が、骨子を守るという同じ目標を持っています。守る皆がそれぞれリスペクトしあっていたり、家族のように日々を過ごしている姿がすごく微笑ましくて。でも時にせつない時もあったり…。そういう3年4組のいろいろな顔を見せられたらいいな、というふうに思いながら読んでいました」

―クランクインしてから数日経ち3年4組のみなさんが合流してきましたが現場の雰囲気はどうですか?

「皆、『お腹すいた〜』とか『ねむ〜い』って本当に学生のように過ごしています(笑)。本当に年齢が幅広いので、それぞれ会話の節々で出てくるワードが全然通じ合ってないなって時もあったりして、それもまたおもしろくて愉快な現場だなと思っています」

―ラウールさんとは二度目の共演ですよね

「初めて共演させていただいた作品ではお話しさせていただいたことがほぼなくて、身長が高いなあ、という印象でした。前作がコメディだったんですが、 めっちゃ本番で笑うやん!と思う時もあって。今回はクールな役でラウールさんの見せどころがたくさんあります。魅せる時は魅せてくださるなって関心しながら、さすがだなと思っています」

―寧は骨子をとても愛する役どころですが骨子役の出口さんとは今回初めての共演ですよね

「はい、初めてお会いします。元々、一方的に出演されている作品や雑誌を見ていたので、ご一緒できることがすごくうれしかったですし、実際にお会いした出口さんはとても明るくて、チャーミングで、でもサバサバしてて。寧が骨子を思うように愛しい存在で、みんなで愛すべきヒロインだなと思っています」

―そんな骨子(出口さん)はダンスの練習をすごく一生懸命頑張っていますが、今後の一番楽しみにしているシーンはなんでしょうか?

「ダンス大会のシーンはみんなどうなるか想像が出来ていないのですが、レッスンを何度も何度も重ねています。特に出口さんはダンス経験がないなか、この作品から(ダンスを)始められてるのですごく難しい試みだと思いますが、ダンス大会で優勝するという目標があるので、みんなでバチバチにかっこよくキメたいと思います!」

―公開を楽しみにされている皆さんへ一言お願いします

「学生の方も、社会人の方もやっぱり友情っていいなー!と思っていただけたらうれしいです。今回の作品(に登場するの)はみんな学生ですけど、学生じゃない方も一つの目標に向かって頑張るみんなの姿を見て心をキラキラしてもらえたらな、と思っています。今作品を頑張って作っているので、(公開を)楽しみにしていただきたいです!」

■<スタッフコメント>
●加藤達也(プロデューサー)

―出口夏希、奥平大兼、高橋ひかるの起用理由

「本作のヒロイン赤羽骨子は、荒邦が幼い頃からずっと想い続けている女の子です。かわいらしく、真面目でありながら、どこか抜けていて、少し天然な部分もある。クラス全員が彼女のために命を懸けて守らなければならないと思える女性です。そんな“絶対的ヒロイン”の役を誰が演じられるだろうかと考えた時に、出口夏希さんしかいないと直感的に思いました。瑞々しいお芝居のなかにも凛として、芯が強く、誰もが振り返るような天性の透明感と端正な顔立ち。それでいて、人を緊張させず、彼女が現れると一瞬で、その場の空気を変え、人を明るく朗らかにさせるオーラのある女優さんです。初めてお会いさせていただいた時に、その魅力に圧倒され、本作のタイトルを飾る絶対的ヒロインに相応しい方だなと思い、この方しかいないと今回オファーをさせていただきました。クラスの司令塔で、一見、普通に見えるのに、実はクラスのなかでは最強で、圧倒的なリーダーシップを発揮するカリスマ。荒邦が赤い炎であるならば、青い炎のごとく知的でクールななかに熱さを感じさせる人物。普通らしくもあり、カリスマ性もあるという二面性を兼ね備えるお芝居を演じられる人物は誰かと考えた時に、奥平大兼さんしかいないのではないかと、今回お願いさせていただきました。『MOTHER』の衝撃的なお芝居から、数々の日本映画に出演され、映画の申し子のように、日本映画に愛される俳優さん。漫画原作を実写化する際に、実際にその人物がこの世に存在するように成立させるにはと考え、正確なお芝居と役を突き詰めていく探究心をお持ちです。しかし、ふとした時に20歳のあどけなさも感じさせ、まったく底が見えない“怪物感”のある俳優さんです。染島澄彦という人気キャラクターを任せるのに相応しい、ベストな方にお願いできて感無量です。骨子のことを1番に考え、献身的に彼女を守ろうとする親友の寧。快活で、3年4組のムードメーカー。原作にある空手の達人という設定に加えて、映画オリジナルですが骨子と寧がダンス部というものを付け加えさせていただき、ダンスもやらなければならないという、今回準備も大変で、重要な役どころです。そんな寧を演じていただくのは、誰がいいかと考えた時に、すぐに高橋ひかるさんにお願いしたいと思いました。日頃から、ドラマや映画で活躍され、主演やヒロインを演じていらっしゃって、どちらかと言えば可憐な役どころを演じられることが多い女優さんですが、あえて今回普段のイメージから離れた役をやっていただきたいと思いオファーさせていただきました。ストイックで努力家、うちに秘めた闘志と、お芝居への貪欲さ、引き出しの多さも持たれた方。今回は見ていただいた女性が、思わず惚れてしまうような“格好いい女性”の役を作っていきましょうとお話しさせていただき、数か月にもおよぶ、アクション練習や、ダンス練習を経て、完璧に演じていただきました」

文/スズキヒロシ

※高橋ひかるの「高」は正しくは「はしご高」