地震により被害を受けた能登町のブルーベリー農園で29日から摘み取り体験ができるようになり、家族連れなどで賑わいました。

能登町のやなぎだ植物公園にあるブルーベリー農園では、地震で地面に大きなヒビが入るなどの被害が出ましたが、修復作業が進められ、900本の木で摘み取りを楽しめるようになりました。

オープン初日は、家族連れらがブルーベリーの実を摘み取ってその場で酸味と甘みのある味わいを楽しんでいました。

訪れた女性は「最高ですね。賑わっていた分、お客さんが観光に来るように頑張って欲しい」と再建への思いを述べました。

また、農園の2周年を記念したイベントも開かれ、ブルーベリーを使った特製ピザなども提供されました。

ひらみゆき農園の平美由記代表は「スタッフも頑張ってくれてオープンできて嬉しい。今年はちょっと特別かなと私たちは思っているが、お客さんには普段通り楽しんで欲しい」とオープンを喜んでいました。

観光業の再建に向けてオープンを決めたというこちらの農園。

ブルーベリー狩りは7月末まで楽しめるということです。