硬式野球のU12ポニーアジアパシフィックゾーンチャンピオンシップトーナメント(アジア大会)はこのほど、フィリピン・マニラで行われ、日本は決勝で台湾に9−8で競り勝ち、2連覇を果たした。長崎県からメンバー入りした西浦上中1年の永田泰庄(12)は、スタメン出場した決勝で三塁打を放つなど優勝に貢献した。
 海星高の4番打者として活躍している兄の晃庄(17)らの影響を受け、西浦上小1年から長崎南リトルリーグで競技を始めた。抜群のセンスで徐々に頭角を現すと、6年夏に福岡ソフトバンクホークスのジュニアチームのメンバー入り。現在は長崎ポニーに所属しており、今春のU12日本代表セレクションで足の速さや持ち味のバッティングなどが評価され、15人のメンバーに入った。
 日本代表は7月26〜29日に米国で開催されるポニーワールドシリーズにアジア代表として出場する。永田は「自分ができることをやりきって必ず世界一になりたい」と意気込んでいる。