ことしの「宮中献穀事業(きゅうちゅうけんこくじぎょう)」が行われる長崎県佐世保市で最初の神事となる斉田清祓(さいでんきよはらい)と播種祭(はしゅさい)が行われました。

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宮中献穀事業は、各都道府県の農家が秋の宮中行事「新嘗祭」に献上される米を育てる事業で、ことし長崎県内では佐世保市上柚木町の松永昌志さんの水田が耕作地に選ばれました。

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7日、現地では水田を清める最初の神事「斉田清祓」と献穀米の種をまく「播種祭」が行われ、関係者らが神事に臨みました。

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奉耕者 松永昌志さん(62):
「私みたいな若輩者が出てもいいのかなとは思いましたけど、私なりに頑張って良い米を作りたいと思っております」

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佐世保市で宮中献穀事業が行われるのは42年ぶりのことです。現地では今後、秋の稲刈りに向け、6月にお田植祭、10月に抜穂祭(稲刈り)などの行事が続きます。