「副業を紹介する」として長崎県諫早市の女性(60代)が約60万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

NBC

警察によりますと、被害にあったのは諫早市に住む派遣社員の女性(60代)です。

女性はことし3月30日ごろ、「簡単操作で報酬ゲット」とコメントされたLINEオープンチャットを通じて容疑者とやり取りを開始。

当初、女性はYouTubeのスクリーンショットを投稿する副業を紹介され、数万円の報酬を得ました。

これを信じた女性は、その後、入金額に応じて報酬がもらえるという「福利厚生タスク」を紹介され、計12万円を入金。女性が報酬を引き出そうしたところ「違約金が発生した」などとして約48万円を再送金するよう指示されました。

女性は振り込んだ後、さらに送金を指示されたことから不審に思い、警察に相談。事件が発覚しました。警察は、約60万円をだまし取ったニセ電話詐欺事件として、容疑者の行方を捜査しています。

警察では、ニセ電話詐欺の被害を防ぐため「“簡単に儲かる”とする副業へ安易に申し込まない」「電話やメールでお金の支払いの話が出たら詐欺を疑い、警察などに相談する」よう呼びかけています。