国の天然記念物や長崎県の花に指定されているミヤマキリシマが雲仙市の仁田峠で見ごろを迎えています。
新緑の季節に咲き誇るミヤマキリシマ。標高 約1,100メートルの山肌を鮮やかなピンク色に染めました。
ミヤマキリシマは九州の火山地帯に群生するツツジの一種で「ウンゼンツツジ」の愛称で親しまれています。
仁田峠ではことし、ミヤマキリシマの咲き始めが先月末からと例年よりも早く、まさに今が見ごろです。
宮崎県から来たという人は「最高です。山を覆いつくすピンクの絨毯に感動しました。朝の3時に出て来た甲斐がありました」と話していました。
雲仙ロープウェイによりますと、仁田峠のミヤマキリシマの見ごろは今月中旬までとなりそうです。