大規模な災害を想定した海上自衛隊の訓練が3日間にわたって佐世保市で行われています。

災害で土砂に埋まった車。

警備犬による捜索活動が行われます。

中に人がいることを確認し隊員が救助します。

訓練は、海上自衛隊佐世保地方隊が台風シーズンを前に毎年行っています。

21日行われたのは、地震により津波が発生した想定の訓練です。

海上保安庁から要請を受けた自衛隊のヘリコプターが海に漂流していた2人を、ヘリポートに搬送。

佐世保衛生隊の隊員は治療の優先度を決めるトリアージを行った後、救急車で医療機関に搬送する手順を確認しました。

訓練は23日まで行われ、3日間で延べおよそ600人が参加するということです。