新幹線西九州ルートの与党検討委員会は、沿線自治体などへのヒアリングを行う考えを示しています。

大石知事はこれについて「直接出席して、全線フル規格の実現に向けた強い思いを伝えたい」と述べました。

21日の県議会一般質問で、新幹線西九州ルートの整備に関して問われた大石知事。

19日に行われた与党の検討委員会で、長崎・佐賀両県やJR九州、沿線自治体のトップに対し、ヒアリングを行う考えが示されたのを受け、自ら出席する考えを示しました。

(大石知事)

「現時点で(与党)PTから出席依頼があるわけではないが、ぜひ会議に私が直接出席をさせていただきたい。全線フル規格の実現に向けて強い思いを伝え、関西直通の早期実現に向けて力を注いでいきたい」

未整備区間となっている武雄温泉―新鳥栖間のルートに関しては、「時間短縮効果などの観点から、佐賀駅を通るルートが最も効率性が高く、それが県民の思いである」と述べました。