英国のヘンリー王子(39)の妻メーガン妃(42)が、動画配信大手ネットフリックスで新たに制作することを発表した料理とライフスタイルに関する番組を巡り、ロケ地が世界最大規模の大麻農園だと報じられ、物議を醸している。

妃は自身のライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」の立ち上げを発表し、それに連動する形で料理やガーデニング、おもてなしをテーマにした新番組の制作が決まった。

当初、夫妻が暮らす米カリフォルニア州モンテシートの自宅で撮影するものと見られていたが、自宅近くの別の邸宅を借りてそこで撮影することが明らかになり、自宅拝見を期待したファンから失望の声があがっていた。その後、もう1つ別の場所でも撮影することが判明。2つ目の撮影地が、モンテシート近郊のカーピンテリアにある合法大麻栽培事業会社ファームレーンの14エーカーに及ぶ広大な大麻農園であると英デイリー・メール紙が報じた。カリフォルニア州は、嗜好用も含めて大麻は合法で、同地域一帯は近年世界最大の大麻栽培地域となっている。しかし、周辺地域では大麻農園からの刺激的な悪臭が問題となっており、経営者一家は住民らから非難を浴びているという。

そんな場所で撮影することに地元住民からの反発も予想されているが、メーガン妃に近い関係者は「撮影場所は農場ではなく、住宅。撮影場所の近くに、大麻農園が存在しないことは確か」と、英ミラー紙にコメント。近隣住民の間でトラブルメーカーとして知られる大麻農園で撮影を行うとのうわさを否定している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)