フリーの山本浩之アナウンサー(62)が3日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月〜金曜午後3時40分)に出演。近鉄や中日などで投手として活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏(56)が右腕を切断したことについて言及した。

振りかぶった際に帽子を飛ばして薄毛の頭を見せる“ピッカリ投法”が人気となっていた佐野氏は、4月30日に更新したブログで右腕を切断する手術を受けることを公表。5月2日には、手術が終了したことを報告していた。

山本アナは、佐野氏とお笑いコンビ「ギャロップ」林健(45)の3人で、「PHK(ポジティブハゲの会)」を名乗るなど以前から親交があり、2015年には、始球式に向けて佐野氏から“ピッカリ投法”を教わったこともあったという。

佐野氏の手術について、山本アナは「突然知ったから、ただただ驚いてるんですけど、まさか、そこまで悪かったとは思ってなかったので…」と衝撃を受けた様子。佐野氏がブログで気丈に明るい言葉もつづっていることに、「いつも明るいじゃないですか。笑っていいのか…声をなんてかけていいのか分からない」と神妙な面持ちで語った。

きょう3日に更新したブログで、佐野氏は新たな目標として「左投げでピッカリ投法をやります」などと投稿しており、番組の取材に対しても、「ヤマヒロさんによろしくお伝えください。今でもPHKのメンバーです」とメッセージを寄せた。

このメッセージを聞いた山本アナは、音楽プロデューサーのつんく♂(55)が、喉頭がんで声帯を摘出した後もポジティブに活動を続けていることに触れ、「佐野さんも強い男なんで、必ずや、そうやって立ち直ってくれると思います」とエールを送っていた。