俳優和田正人(44)が7日までにX(旧ツイッター)を更新。4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が防衛(WBAスーパー、IBF初、WBC、WBO2度目)に成功した同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)との試合に言及した。

ネリは井上に6回1分22秒TKOで敗れた。日本での3試合目で、井上が持つ4つのベルト(WBAスーパー、IBF初、WBC、WBO2度目)を狙ったが、3度のダウンでプロ2敗目を喫した。試合後は大事を取って病院へ向かい、会見を欠席した。

完敗だったが、1分45秒過ぎに左フックをカウンターで井上のアゴに合わせて、ダウンを奪った。騒然とする会場に、その後も一気に攻め立てた。「モンスター」にキャリアで初めてダウンを味わわせた。

和田は試合後にXを更新し、「終わってみたら圧勝だったけど、、、すんげーーー試合だったな、これ。特に最初の2ラウンド。最初にダウンを奪われて、ヒヤッとさせといて、ダウン奪い返して、気付けば#井上尚弥選手の掌の上。ギャンブラーみたいな勝ち方だ。笑」と感想を述べた。

また、過去にドーピング違反と体重超過で騒がせ「悪童」と称されたネリについては「必要悪というか、最も最適な悪役というか。ルイス・ネリがヴィラン(※悪役)を熱演したことで#井上尚弥選手を、少年漫画のヒーローのような存在に仕上げたように感じる」と私見を述べ、「子供たちに向けてボクシングの魅力を伝えようとする井上選手は、まさにボクシングヒーロー。この試合の意味は大きい」との思いをつづった。