<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):ドルトムント1−0パリSG>◇準決勝第1戦◇1日◇シグナル・イドゥナ・パーク

ドルトムント(ドイツ)がFWフユルクルクが前半36分に挙げたゴールを守り抜き、ホームでパリ・サンジェルマン(フランス)に1−0と先勝した。

プレーヤーオブザマッチに選出されたのは35歳のベテランDFマッツ・フンメルス。1次リーグでも同じF組だったこともあり、手の内を知る相手だった。再三のピンチにもフンメルスを中心とした守備陣は集中力を切らさず、パリ・サンジェルマンが誇るエムバペ、デンベレらの攻撃陣を封じた。

フンメルスはダゾーンのインタビューに「今日は最高の試合をした。我々からすればとても成熟したゲームだった。お互いに助け合って最高のパフォーマンスを発揮できた。チャンピオンズリーグの準決勝で冷静さを保ち、正しい判断を下すのは簡単なことではなく、よく踏ん張った」と喜んだ。

決勝進出が視界に入ってきたが、7日の第2戦はアウェーとあってより厳しい試合になりそうだ。1次リーグでもアウェーでは0−2と敗れているだけに「もちろんウェンブリーに行きたいが、パリでの火曜日もまた厳しい戦いになってくる。決勝に進みたいなら、パリでも自分たちの力を発揮しなければならない」とチームを鼓舞した。